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音の棲む場所より

音の棲む場所より

「クリスマスの前の晩」

これは、ムーア作の「クリスマスの前の晩」を
お話ボランティア(読み聞かせの会の大人の方)が読むということで
お手伝いすることになって、作った作品。
10人くらいの小学校低学年~中学年の子供たちが
「お話を聞く子供たち」という役で参加しています。
が・・・
途中から、彼ら自身が「トナカイ」になり
「プレゼントをもらう子供」になり・・・
という風に感じていただければ幸いです。

音楽はキーボードと子供たち自身による「鈴」(幼児用の鈴を3つ重ねて)
そしてボディーパーカッション(体の部分をたたいて音を出す)
手拍子・足踏みなどを使っています。

ではでは~♪

読み手 「クリスマスの前の晩 クレメント=クラーク=ムーア作」

(キーボード音楽はいる)
読み手「あしたは、楽しいクリスマス 床下のネズミもひっそりと
    しずまりかえった家の中 
    暖炉の前には靴下がお願い込めてかけてある。」
(メンバーにむかって)
    「サンタクロースはくるかしら?」

(音楽止まる)

メンバー(鈴2回ならす)

『し~っ!』 
「サンタクロースはくるかしら(ウイスパリングで客席に向かって)」

(再び音楽)

読み手 「ベッドですやすや子供たち(キッズ「おやすみポーズ」)
     お菓子の夢でも見てるのか 幸せそうに笑ってる
     寝支度すませた母さんが ふっとろうそく吹き消すと
     「おやすみ」と父さんも目をつむる 

(音楽止まる)

メンバー(鈴2回ならす)
『し~っ!』 
「サンタクロースはくるかしら(ウイスパリングで客席に向かって)」

(再び音楽)

読み手 「おや、なんだろう、かたかたと
     外でなにやら音がした。
(メンバー「聞き耳ポーズ」をしてフリーズ)
     父さんびっくり目を覚まし そうっとベッドをぬけだすと
     窓のところへ飛んでいき 急いで鎧戸あけてみた

(音楽窓をあけるように転調して明るく)

(メンバー「窓をあけるポーズ」で客席にふりかえり すわりなおす)

(音楽リズムをつくって)
メンバー(鈴2回ならす)
  『し~っ!』 
  「サンタクロースはくるかしら(大声で客席に向かって)」

(音楽そのまま楽しく)

読み手 「こんもりつもった白い雪が 明るい月に照らされて 
     外は昼間のようだった
     やあ、おどろいた、
     ちいさなそりを 8頭のトナカイがひっぱって
     遠い空からやってくる

(メンバー「遠くを見張るポーズ」)
(鈴でリズムをきざむ→だんだんにぎやかに))
     
     手綱さばきも鮮やかな 御者は小柄なおじいさん
     鷲より速いスピードで 小さなそりは降りてくる

(スズ、朗読に合わせて だんだん速くなって)
     
     サンタだ! サンタが口笛を吹き 
     トナカイたちに よびかけている!
 
(音楽激しく)    
読み手  「いそげ、ダッシャー(メンバー1人立つ)
      いけ、ダンサー(2人目立つ)
      さあ、プランサー(3人目立つ)
      それ、ビクスン(4人目立つ)
      とばせ、コメット・キューピッド(5人目・6人目立つ)
      いいぞダンダー・ブリッツェン(7人目・8人目立つ)

      壁を伝って、屋根へでろ!
      がんばれ一気に駆け上がれ

(残り全員立つってそりの体型(3角形)になる)
(立ったメンバーはそれぞれ足踏みと鈴で そりが走るリズムをつくる)
      
      激しい嵐に舞い上がる 
      枯れ葉のように軽々と 
      トナカイたちはまっしぐら
      雪を蹴立てて突き進む
      どっさり荷物を積み込んだ 
      
      そりはたちまち屋根の上
  
(音楽静まって)    
      
      今度は屋根でひとしきり パカパカひずめの音がする
      やがてえんとつで 
      ゴソゴソ ー 
      
      ドシン!

(ドシンを合図に足踏みを止めて)
     
      父さんあわててふりむくと

(全員ふりむいてすわる)
      
      暖炉の口から威勢よく 
      サンタクロースが飛び出した!

(メンバー大拍手!鈴ならし!足踏みも!盛り上げて~♪)

(音楽クリスマスメドレー)
      毛皮の服から帽子まで 
      みな すすだらけ灰だらけ
      背中の袋を下に置き
      いろんなおもちゃをつぎつぎに
      出しては並べるその手つき 
      物売りのおじいさんに似ていたよ
      いたずらっぽく 目が光り 
      バラ色のほおに えくぼが二つ
      鼻はぷっくり サクランボのよう 
      笑い出しそうな口 真っ白なひげ
      しきりに吹かすパイプから 細い煙が輪をつくる
      まあるい顔をくしゃくしゃにして 
      わらうたんびに ぷるんぷるん
      つきでたおなかが よくうごく 
      ほんとに愉快なこびとのおじいさん
      陰で見ていた父さんも 思わずくすくす笑い出した

     サンタは父さんを振り返って 
     「まあみておいで。」というように
     目配せをして うなずいた。それからだまってかがみこみ
     一つ一つの靴下に せっせといれる プレゼント

(BGMきらきら音 プレゼントが光るように)
(これを合図にメンバー大拍手!盛り上げて~♪)

(音楽 静かになって)
     いれてしまうと父さんに しっ 静かにと合図して
     あっという間に煙突へ。屋根に上ったサンタクロース
     ひらりとそりに飛び乗ると ピューっと口笛またふいた

(「ピューっと口笛」の後の笛を合図に全員立ち上がる)

読み手   「アザミの綿毛が飛ぶように

(メンバー静かに移動を始める、客席通路にむかって)
       
       そりは 夜空を遠ざかる。
       だんだんちいさくなっていく
(後ろ向き(読み手の方を見たまま)ゆっくりと手をふりながら移動)
       そりを見送る父さんは、最後にちゃんと聞いたのさ

(音楽 止まって)
    
読み手(立ち上がってくださいね)
       「みなさん! クリスマスおめでとう!」

メンバー全員で客席通路から
       「みなさん!クリスマスおめでとう!」

(ファンファーレのように「もろびとこぞりて」鳴って 終わり

読み手立ってごあいさつ 
メンバー通路から拍手しながらステージにもどり
それぞれの定位置へ、レベランス

終了

そして
クリスマスソング集

別名「クリスマスショー」(笑)
ナレーションは暗転(次場の用意)のためです。
ナレーションの間は舞台面は暗くなっていますが
音楽(生BGM)は鳴り続けます。


スライドショーONで音楽はいる 暗転

ナレーター  しずかにゆうやけ きえたころ
       きらきら ほしが ひかってる
       わたしがみている あのほしを
       サンタクロースのおじいさんも
       どこかできっとみてるだろ
       こんやは すてきなよるだから
       きらきら ほしも うたってる
       こうさぎたちも うたってる
(↑は小学校低学年の子が読むためのナレーションです)

★ナレーションの終わりで明転
「うさぎのはらのクリスマス」
うさぎのはらの こうさぎたちは 
そらにかがやく ほしをみながら
サンタクロースに おいのりしてるよ 
おみみをつつむ ぼうしをください ラララ
ほしは きらきら とおく きらきら 
まどのむこうから ウインクしてる
きっと ねがいがかないそうな 
うさぎのはらのクリスマス

うさぎのはらの こうさぎたちは 
パパとママには きこえぬように
サンタクロースに おいのりしてるよ 
ひとふゆぶんの にんじんください ラララ
ほしは きらきら とおく きらきら 
まどのむこうから ウインクしてる
きっと ねがいがかないそうな 
うさぎのはらのクリスマス

(振りつきです。興味のある方はお問い合わせください)

歌のおわりで 暗転

★暗転のまま 音楽はいるとナレーション

ナレーター あなたがとても 悲しいときには
      すぐそばに 天使が きているのかもしれません そして
       ― つぎのテストはがんばりましょうね。とか
       ― 勇気をだして なかなおりするのよ とか
       ― 希望だって ほこりだって 大切なものよ
       そういって なぐさめたり はげましたりするのです。
       あなたがとてもつらいときは 心の耳を開いてごらんなさい
       きっと 天使たちのうたが きこえるでしょう。
(↑こちらは小学校高学年用のナレーションです)
 
☆伴奏はいったら 明転 
「輝く夜(賛美歌より)」
かがやく よるでした てんしがあらわれ 
うたをうたいました きんのハープで
ちじょうには へいわを てんには さかえを 
せかいが ききました てんしのうたを

つかれている まちに かなしみの むらに 
つばさひろげました てんしたちは 
ちじょうには へいわを てんには さかえを 
せかいがききました てんしのうたを

★歌のおわりで暗転 

暗転のまま
ナレーター どこにだって しりたがりのこはいます。
      そして うたぐりやのこもいます
       サンタクロースって ごはんたべるのかな。
       ちゃーんと はみがきするのかな
       ひとりで トイレにいけるのかな。
       どんなパジャマで ねてるのかな
       サンタクロースって いろんなプレゼントもってるんでしょ
       いいな ぼく サンタクロースになりたいな
       でもね サンタクロースなんて ほんとはいないんだよ
       あれは パパがやってるに きまってるんだ!
       そんなことをいってるこ、どこかにいませんか?

(↑こちらは中・高生女子用のナレーションです)

☆伴奏で明転☆

「ママがサンタにキスをした」
それは きのうのよる サンタのおじさんが
おもいふくろ かたにかついで 
そっとおへやにはいってきたら
ママは よりそいながら やさしくキッスして 
とても うれしそうに おはなししてる
でも そのサンタは パパ

(2回歌います。2度目はスライドに歌詞を出してみなさんで)

歌の終わりで暗転☆
ナレーター サンタクロースって どこにすんでいるのかな
      あんなにたくさんの プレゼント 
      ひとりで つくっているのかな
      サンタクロースがだいすきだから 
      サンタさんのこと なんでもしりたいよ
      クリスマス・イヴまで どうしてるのかな
      あわてて プレゼントをまちがえたりしないのかな
 
      みんなもしっている あのうただよ 
      いっしょにうたってね

(↑こちらは幼稚園生・または小学低学年用のナレーションです)

☆ 伴奏はいったら 明転

「あわてんぼうのサンタクロース」

あわてんぼうのサンタクロース 
クリスマスまえに やってきた
いそいで りんりんリン 
いそいでリンリンリン 
ならしておくれよ かねを
リンリンリン・・・
 
あわてんぼうのサンタクロース 
えんとつのぞいて おっこちた
あいたた ドンドンドン 
あいたたドンドンドン 
まっくろくろけのおかお
ドンドンドン・・・

あわてんぼうのサンタクロース 
しかたがないから おどったよ
たのしく チャチャチャ 
たのしくチャチャチャ 
みんなもおどろよぼくと
チャチャチャ・・・
 
あわてんぼうのサンタクロース 
もいちどくるよと かえってく
さよなら シャラランラン 
さよならシャラランラン 
タンブリンならして きえた
シャラランラン シャラランラン シャラランラン

あわてんぼうのサンタクロース 
ゆかいなおひげのおじいさん
リンリンリン 
チャチャチャ 
ドンドンドン 
シャラランラン
わすれちゃだめだよおもちゃ 
シャラランリン チャチャチャ ドンシャララ

(りん:おててをぐ~で振る。 ちゃ:おててをたたく)
(どん:足踏みをする しゃら:おててをぱ~できらきらする)
  ↑これを歌といっしょに楽しんで。
  5番ラスト(全部ごちゃまぜ!)の忙しさが楽しい!
  幼児~低学年はタンブリンやカスタネット
  上級生はシンセやギターで参加。とにかくノリが勝負です。

★歌のおわりで暗転
ナレーターE せっかくのクリスマスだから かんがえよう
       せかいのどこかにいる あのこのことを
       せっかくのクリスマスだから かんがえよう
       きのうけんかしちゃった あいつのことも
       この世はいつもいつだって おてんきばかりじゃないからね
       こころのなかに あめがふり からだのなかを かぜがふく
       だけど うれしいこともある
       地雷のさばくに花が咲き
       きみはおもいだす きみがきみであることを 
       そして ひとりじゃないってことを
(↑これは上演時は、前場で全員が出てしまったので大人が読みました)

★伴奏で明転
「イーハトーヴ夢」より

きみとここで であえたことが 
なによりたいせつな いのちのあしあと
たしかなことなど あるはずないけど 
あのほしがかがやいているのだから 

ゆめみることの すばらしさを 
大人になるたびにわすれてゆくけど
ひとはみなだれも こころにながれる 
ぎんがをかかえいきているのだから

☆歌の終わりで暗転

ナレーター クリスマスに 
       もういちどまっしろな気持ちをとりもどそう
       はじめてのことに であったときの
       わくわくを おもいだそう
       はじめてやまにのぼったとき 
       夜空の星に せのびしてみたこと
       もしもうちゅうから 
       この地球をみることができたなら
       はじめて 
       この星のやさしさに 気づくのかもしれないね

(↑これはひとりづつ、読み分けをしました。
 一行づつ、いろいろな声で読むと美しいと思います)

伴奏で明転
☆26☆「あなたがうつくしいのは」
      
「あなたがうつくしいのは」(アルゴ・ミュージカルより)
きっと はじめてのそらを 
とぶとりの こころうつして
だれのむねにも ひたすら 
まちのぞむときが あるはず
いつか こころをかくす 
かさねぎを みんなはがして
まどいひとつもない 
あせを かいてみたいはず

あなたがうつくしいのは 
愛されようとするときでなく
あなたがうつくしいのは 
ただあいそうとするとき

きっと きりふかいうみに 
しずませた たからのように
だれのむねにも かならず 
いろあせぬゆめが あるもの
いつか こころのそこに 
かがやきをひとつみつけて 
だいて おもいのまま 
ないてわらってみたいもの
あなたがうつくしいのは 
あいされようとするときでなく
あなたがうつくしいのは 
ただあいそうとするとき

あなたがうつくしいのは 

あいされようとするときでなく 

あなたがうつくしいのは 

ただ あいそうとするとき


歌のおわりで 暗転

                                 
ナレーター  いろんな本のなかに いろいろなクリスマス
       寒い寒い 季節だけれど 
       心の中が あったかくなれる 
       それが わたしたちのクリスマス
       しずかなしずかな クリスマス

☆伴奏で明転

「しずかなクリスマス」

ひつじかいは ひつじとねむる 
しずかなクリスマス
くつみがきは こいぬとねむる 
しずかなクリスマス
ひゃくねんむかしから 
ひゃくねんみらいまで
せんねんむかしから 
せんねんみらいまで
とおいそらに ほしがまたたく 
しずかな クリスマス

マッチうりは はだしでねむる 
しずかなクリスマス
にんぎょひめはあぶくにとける 
しずかなクリスマス
ひゃくのものがたりが 
ひゃくねんくりかえす
せんのものがたりが 
せんねんくりかえす
とおいまどに あかりがともる 
しずかなクリスマス

間奏
ナレーター  歌詞がでますので、もういちど
       みなさんもいっしょにうたってください
       よういはいいですか いちにのさん

☆間奏で「歌詞カード2」のスライドショー
(くりかえし)

(「きよしこのよる 前奏」ファンファーレのように 明るいまま) 
      
ナレーターS  これもみなさんがごぞんじのうたです
        いっしょにうたいましょう


「きよしこのよる」

きよし この夜 ほしはひかり
すくいのみこは まぶねのなかに
ねむりたもう いとやすく 
(1番を2回 くりかえし)

☆ 曲のおわりで暗転 「夢の国へ」の位置にスタンバイ

ナレーター  さあ ゆこう 夢の世界へ
       あなただけのクリスマスに 
       であうために

「夢の国へ」(ウチのオリジナルのエンディングテーマ)

ゆめのくにに とんでいこう 
くもをこえ とんでいこう

ゆめのくにで だれにあおう 
ゆめみてた ひとにあおう

ほら きこえるよ あのうたが 
そらのむこうから よぶよ

ほら みえてきた あののはら 
ようせいのはね ひかる

ゆめのくにに とんでいこう 
くもをこえ とんでいこう

あなたも 
そう わたしも 
そのこころに かくしている
ひみつの ゆめのくにが 
きっと かがやいてるはず

ほんの5ふん あれば あなたにもできるよ 
ほら めをとじて そっと おもいだしてごらんよ

えほんのなかでは まじょにだってなれる 
まほうのつえで どんなことでもやってみせる

あなたはエンジェル きれいな はねで そらをとぶの

あなたは ダンシング すてきな ワルツを おどるの

ほんの5ふん あれば あなたにもできるよ
あなたの ゆめのくにに であう たびがはじまる
えほんを ひらくだけで

もうすこし ゆめみようよ 
おとなたちに ないしょで

もうすこし ゆめみようよ 
おとなたちに ないしょで

ゆめのくににとんでいこう
くもをこえ 

とんで とんで 
とんで!

ゆこう!



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